1.「痛くなってから」通うと、何が大変になるのか

まずは、多くの方が選びがちな「痛くなってから通う」パターンについて考えてみます。
ひざや腰、肩などが強く痛み始めてから整体や病院に行くと、次のようなことが起こりやすくなります。

  • ・痛みが強いあいだは、動かせる範囲が限られてしまう
  • ・「痛い経験」が残り、体を動かすこと自体がこわくなりやすい
  • ・動かない期間が長くなるほど、筋力や体力の回復に時間がかかる

もちろん、悪化してしまったタイミングでケアを始めても遅すぎることはありませんが、
「痛みを落ち着かせること」と「その後の動きやすさを取り戻すこと」の両方に時間とエネルギーが必要になります。

一方、「少し違和感が出てきた」「このままだと不安」という段階からケアを始めると、

  • ・痛みが強く出る前に、負担のかかり方を見直せる
  • ・動かせる範囲に余裕があるので、自重トレでの改善がしやすい
  • ・「痛くて何もできない状態」を避けやすい

というメリットがあります。
つまり、「痛くなる前」に動き出すほど、選べるケアの幅が広がり、回復までの道のりも短くなりやすいのです。

2.悪くなる前に出ている「小さなサイン」たち

とはいえ、どのタイミングで「そろそろ通ったほうがいいかな」と考えればよいのか、迷う方も多いと思います。
MOROTEでは、次のような“小さなサイン”が出てきたときが、一つの目安だと考えています。

  • ・階段を上がるとき、ひざに「こわさ」や違和感を感じることが増えた
  • ・長く座っていたあとに立ち上がると、腰が重く、伸びるまで時間がかかる
  • ・肩こりや首こりが、以前よりも長引くようになった
  • ・「前より疲れやすい」「回復に時間がかかる」と感じる日が増えた
  • ・湿布や市販薬でごまかす頻度が少しずつ増えてきた

これらは、まだ「歩けない」「動かせない」といったレベルではないかもしれません。
だからこそ、後回しにしがちな感覚でもあります。

しかし、こうした小さなサインが積み重なった先に、「ある日突然の痛み」が顔を出すケースは少なくありません。
病院での検査や治療が必要になる前の“グレーゾーン”のうちに、
体の使い方や姿勢、筋力バランスを整えておくことが、「悪くならない体」を育てていく第一歩です。

3.整体×自重トレでできる「悪くならない体」の土台づくり

MOROTEのパーソナルトレーニングは、最初の約10分で整体、残りの約40分で自重トレーニングを行うスタイルです。
この組み合わせには、「痛くなる前」から通うからこそ活かせるポイントがいくつもあります。

◎ 整体で「どこに負担がかかっているか」を知る

まずは整体で、関節の動き方や筋肉の硬さ、姿勢のクセ、呼吸の状態などをチェックします。
ひざが気になる方でも、原因が足首や股関節、体幹の使い方にあることも多く、
「どこを優先的にケアすると、全体がラクになるのか」を一緒に整理していきます。

◎ 自重トレで「負担の少ない動き方」を身につける

整体で整えた後は、マシンを使わず、自分の体重を利用した自重トレーニングを行います。
椅子からの立ち座り、軽いスクワット、股関節を使った動き、体幹を安定させるエクササイズなど、
日常生活とつながりやすい動きを中心に、「負担の少ない体の使い方」を練習していきます。

「痛くなる前」だからこそ、必死に我慢したり、痛みに耐えながら動く必要はありません。
無理のない範囲で、「こう動くとラクなんだ」「ここを意識するとひざがこわくない」という感覚を少しずつ増やしていくことができます。

4.どれくらいのペースで通うといい?通い方の目安

「悪くなる前」に通うと言っても、どれくらいの頻度が現実的なのかは気になるところだと思います。
MOROTEでは、生活スタイルやお悩みの程度にもよりますが、よく次のような目安をお伝えしています。

◎ まずは1〜2ヶ月間:2週に1回ペースで土台づくり

はじめの1〜2ヶ月は、2週間に1回くらいのペースで通っていただくと、
姿勢や体の使い方のクセを把握しながら、基本的な動きを身につけやすくなります。
この時期は、整体と自重トレの両方を使って、「悪くならないための土台」を整えていく期間です。

◎ その後は:月1〜2回+日常のセルフケアで維持

土台ができてきたら、月1〜2回のメンテナンスとして通っていただく方も多くいらっしゃいます。
スタジオでは「チェックとアップデート」、日常生活では「ちょっとしたセルフケア」を組み合わせることで、
大きく崩れる前に微調整をしていくイメージです。

無理をして回数を増やす必要はありません。
大切なのは、「不調が大きくなる前に、定期的に状態を確認する習慣」を持つことだと考えています。

5.40〜50代によくあるケースと変化のイメージ

ここでは、実際によく伺うお悩みをもとに、「痛くなる前」に通い始めたときの変化のイメージをいくつかご紹介します。
※あくまでイメージであり、効果をお約束するものではありません。

ケース1:階段でひざが「こわい」40代の方

まだ強い痛みはないものの、「最近階段を上がるとき、ひざがこわい」と感じることが増えてきたケース。
股関節や足首の硬さ、太ももの前だけに頼った動き方を見直しながら、
椅子からの立ち座りや段差を使ったやさしい自重トレを行っていくことで、

  • ・階段を上がるとき、お尻や体幹も使えるようになってくる
  • ・ひざの「こわさ」が少しずつ和らぎ、「前ほど気にならなくなった」と感じやすくなる

ケース2:立ち仕事のあと腰が重くなる50代の方

仕事の終わり頃には腰が重だるくなるものの、まだ「ギックリ腰」まではいっていないケース。
整体で背中や骨盤まわりの緊張をゆるめ、体幹を支える感覚を自重トレで身につけていくことで、

  • ・「一日の終わりの腰の重さ」が、以前よりも軽く感じられる
  • ・疲れがピークに達する前に、「そろそろ姿勢を変えよう」と気づけるようになる

ケース3:肩こりが慢性化しつつあるデスクワークの方

肩や首のこりが当たり前になってしまっているケース。
胸まわりや肋骨の動きを整体で引き出し、呼吸と背中の使い方を自重トレで整えていくことで、

  • ・「いつもガチガチ」だった肩が、少しずつ緩みやすくなる
  • ・長時間のデスクワークのあとでも、「ストレッチすれば戻せる」という感覚が育ってくる

どのケースも共通しているのは、「痛くて動けなくなる前」に始めているという点です。
悪化してからではなく、グレーゾーンのうちから整えることで、体が変わるまでの道のりが短くなりやすくなります。

6.自宅でできる「悪くなる前」のセルフケアの考え方

「悪くならない体」を育てるうえで、スタジオでの整体×自重トレと同じくらい大切なのが、普段の過ごし方です。
ここでは、具体的なエクササイズというよりも、考え方の軸として意識していただきたいポイントを3つ挙げてみます。

① 「限界まで我慢しない」

痛みや違和感を「まだ大丈夫」と我慢し続けるほど、体は硬く、こわばりやすくなります。
「今日は少し腰が重いな」「ひざがこわいな」と感じたタイミングで、
軽いストレッチや歩き方の見直しをすることが、悪くならないための大切な一歩です。

② 「同じ姿勢を続けない」

デスクワークや家事などで、同じ姿勢を何時間も続けることは、体への負担が大きくなります。
1〜2時間に一度は、椅子から立ち上がる・肩を回す・深呼吸をするなど、
「姿勢を一度リセットする」タイミングをつくってみてください。

③ 「完璧な運動より、少しの積み重ね」

週に何度も長時間の運動をするのが理想かもしれませんが、忙しい40〜50代には現実的ではないことも多いです。
それよりも、

  • ・歯みがき中に、壁に手をついて軽いかかと上げを数回する
  • ・テレビを見る前に、椅子からの立ち座りをゆっくり5回行う
  • ・寝る前に、ベッドの端に座って深呼吸を数回する

といった「1〜3分の小さな積み重ね」のほうが、
悪くならない体を育てるうえでは続けやすく、結果的に効果的です。

7.「今のうちに」始める一歩としての整体×自重トレ

「まだそこまでひどくないから」「もう少し様子を見よう」
そうしているうちに、気づいたら数年が経っていた…というお話を伺うことは少なくありません。

今日が、これからの人生の中でいちばん若い日です。
「今のうちに整えておく」という選択は、未来の自分へのプレゼントでもあります。

MOROTEの整体×自重トレは、

  • ・強く痛みが出てからではなく、「なんとなく不安」が出てきた段階から通える
  • ・整体で今の状態を確認し、自重トレで「悪くならないための動き方」を練習できる
  • ・戸田・戸田公園エリアで、通いやすいペースや通い方を一緒に相談できる

そんな、「痛くなる前」の一歩を後押しする場所でありたいと考えています。

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まとめ|「痛くなる前」に積み重ねることで、悪くならない体へ

「痛くなったら行く」のではなく、「痛くなる前に整えておく」。
この発想の転換が、悪くならない体づくりのスタートラインです。

・悪化してからよりも、グレーゾーンのうちに整えたほうが、選べるケアの幅が広がること。
・整体で負担のかかり方を知り、自重トレで「ラクに動ける」体の使い方を身につけていくこと。
・月1〜2回のメンテナンスと日常の小さなセルフケアを組み合わせることで、「悪くならない体」を育てていけること。

こうした積み重ねは、一日で劇的に変わるものではありませんが、
数ヶ月・数年という単位で見たとき、確かな違いとなって現れてきます。
「そろそろ自分の体を大事にしてあげたい」と感じたときは、いつでもご相談ください。

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